ブログ記事のカテゴリで新しいのを立ち上げました。
懐かしい話を略して「ナツバナ」w
別に昨日今日の話ではないのですがいつの頃からか
今では当たり前になっているモノゴトが
自分の子供の頃には無かったなぁ~と思いだし考えるようになった。
そんな思い出話をただの「雑談」としてでなく
カテゴリ分けして記録として残しておこうと思ったのよね。
ま、あまり固くならずにラフな感じで書いていこうと思います。

記念すべき第一弾の話題として取り上げるのは「ペットボトル」。
自分の記憶としては飲料としてのペットボトルの登場は
コンビニの普及と同じで10代後半から20代前半の頃だったと思う。
以下、ペットボトルに関してのwiki情報ですが

1967年デュポンのアメリカ人科学者ナサニエル・ワイエスNathaniel Wyeth炭酸飲料向けプラスチック容器の開発を始め、1973年にペットボトルの特許を取得した。デュポン社のペットボトルは1974年にペプシコーラの飲料容器に採用され、世界初のペットボトルの応用例となった

日本では当初は食品衛生法にPET樹脂の記載がなかったため清涼飲料用には使用できなかった。1977年にキッコーマン吉野工業所しょうゆの容器を開発し、その後1982年に飲料用に使用することが認められ、同年より日本コカ・コーラ(1983年から全国展開)、1985年からはキリンビバレッジ(当時麒麟麦酒)が1.5リットルペットボトル入り飲料を発売。以来、多くのメーカーで使われるようになり、それまでガラス瓶入りが主流であった1リットル以上の大型清涼飲料の容器はペットボトルに取って代わられた。1996年には自主規制の緩和で500ミリリットル以下の小型サイズも解禁された

ちなみに昭和44年(1969年)生まれの私が
自動販売機で売っていた最初の飲料形態で思い出すのは「ガラス瓶」です。
コカ・コーラの自販機でコーラやファンタ、スプライトがあった。
自販機にはその場で飲めるようにと瓶の栓抜きが備え付けられていたよ。
瓶を密閉する栓は王冠(キャップ)とも呼ばれ、
中には当りの王冠(内側に10円、50円、100円の印刷)があり、
金券扱いで買い物もできました。
海外のオープンワールドゲームで人気のある「Fallout」シリーズの中で
キャップがお金として流通してるのもこの頃のネタですね。
王冠はその後、スーパーカーが印刷されることで
スーパーカーブームの子供たちの間で収集されるようになった。
確か「ドラえもん」の中にも王冠集めのエピソードがあった気がします。

また当時は子供会主催による廃品回収イベントもあった。
地元のお宅の御用聞きをしながら「ガラス瓶」の回収もしたなぁ~
一升瓶やビール瓶を酒屋に持っていくと換金してくれたのよね。
年寄りしかいないお宅などでは重たいガラス瓶の回収は
大変ありがたく思われ、お菓子なんかもいただいた記憶があります。
なんだかんだでこういった行事を通しながら地域の交流や働くということ、
助け合いの精神なんかを学んだ気がします。
イマドキの子供はもう廃品回収の体験はないのでしょうね。
時代が変わったと言われればそれまでですが…

「ガラス瓶」飲料、今調べてみたらスタンダードサイズ(小)の
内容量は190mlだったんですね。
その後に登場してきたスティール缶飲料の容量が250Ml。
さらにその後サンゴー缶の愛称で定着したのがアルミ缶の350ml。
こうしてみると新しく定着していった飲料水の器は容量の大きさと
比例しているのが面白いですね。
そこには「お得感」があったのは間違いないでしょう。

そうして満を持して登場したペットボトルのスタンダートサイズは500ml。
夏場はいざ知らず、さすがに一気に500mlもの飲料を飲み干すにはキツイw
そんなユーザーの心中を察してか、ペットボトルの最大の利点は
一度開封しても再び栓ができるというところですね。
これなら時間を置きつつ飲むことができる。
この点が大いにウケて今日に至るわけですね~。
今のところペットボトルに代わるような飲料容器の登場が思いつきませんね。

あと別の飲料容器の流れで紙パックがある点も忘れられません。
最近ではあまり見かけなくなったピラミッド型のテトラ紙パック。
デザインが秀逸で好きだったなー

お得感という流れで段々とその姿を消していった「ガラス瓶」容器。
リポビタンDやファイバーミニ、眠眠打破といったものは
逆にガラス瓶のこだわることで効き目がありそうな、
ちょっとした高級感なイメージを植え付けるのに成功してるように思う。

しかしペットボトルもいつまでも安泰なモノではないかもしれませんね。
今後いつの日にかビニール袋有料化や
プラスティック製スプーン、フォークの有料化といった
プラゴミの社会課題化の流れを受けて規制される時がこないとも限りません。
でも日本人は、いや人間は一度覚えてしまった便利さというものを
容易には手放すことはできないでしょうね。

これまでの自分の人生の中で
飲料水の容器ひとつとってもいろいろと変貌があった。
これから先、もう1、2回ほど新たなモノの登場に期待したいですね!