「気楽にいこうよ」
とは…先日、永野希さんが舞台「タイラーF」で演じられた
ジャスティス・ウエキ・タイラーの名台詞というか決め台詞です。
この台詞は普段、ご自身のことを絶望体質だと公言されておられる
のんちゃんにとっては、今後この世の中を生きていく上で
大切になっていくコトバではないだろうかと思っている。
好い役とめぐりあったなーとしみじみ思う。

しかし?
今しばらくは「気楽にいこうよ」と
私自身に投げかけてみたい、そんな気分であります。

梅雨。
この時期が一番、昨年の出来事を思いだして
気持ちがどんよりしてしまいますね。
昨年の6月はまだ
術後の母の回復がおもわしくないなー程度の認識でしたが
7月に入り、医師から余命宣告を受け…母の一時帰宅。
再入院。地元の転院先の病院を探したりといろいろあった。
そういったことを不意に思いだしては気持ちが沈んでしまうのだ。
まぁ、まだ昨年のことだから仕方がないよな。

とにかくこんな時だからこそ、仕事に関しては
ポカミスを犯さないよう気を配ってます。
仕事の方はセール期間中ということもあってクソ忙しく、
無心になって集中できるので問題ないちゃーないですが。

でもSNSに関しては極力、無理をしないようにしております。
舞台やライブの感想、励ましなどコトバをかけたい気持ちはあるものの、
うまく届かなかったらそれはそれで辛いことになるのでね。

そういえば母が昔、高血圧で卒倒して病院に担ぎ込まれた時に
母が医師から言われたコトバがありました。
「ケセラセラ」
スペイン語のQue Será, Seráで和訳は「なんとかなるさ」です。
退院後も母は血圧があがりそうな気配を感じるとそのコトバを
呪文のように口に出しては自分に言い聞かせておりました。
「ケセラセラ」と「気楽にいこうよ」
どちらも同じことですよね。
メンタルのアップダウンが激しい時だからこそ無理をせず、
これらのコトバを大事に発していきたいなーとか思うこの頃ですよ。