
福岡を拠点に活動し、数々の伝説を残す人気バンド。
1988年に「天上裏より愛を込めて」でメジャーデビュー。
三戸華之介 (Vo.) 中谷ブースカ (G.) 岡本様ひこ(B. ) 藤井がちゃ彦 (Dr.)
1992年に解散…するも時折、再結成してアルバム製作、ライブを行っている模様。
私がアンジーを知ったのは大学生の時、コンビニで深夜のバイトをしていた時のこと。彼らのデビュー曲「天上裏から愛を込めて」が有線でよくかかっており、記憶に残ったのである。え、それだけ?と思われるかもしれないが実にそうなんですから仕方がない。まぁ、タイトルにもなっている「天上裏から愛を込めて」が歌詞の中で何回もくりかえしてでてくるので一種の洗脳だったのかも(笑)ただこの歌が有線で流れるとなんだかやたら元気がでてきて、ろくに客もいない店内をはりきってモップがけとかしておりましたよ~♪
ただ有線ってラジオと違ってバンド名とか歌のタイトルを紹介してくれるわけでもないので、それらを知るのにしばらくの月日が必要でしたね。
その出会いはまた衝撃的でした。
その年の秋から冬に変わる頃だったでしょうか。私の通っておりました大学で学園祭がありました。大学では私はボクシング部なんかに籍をおいちゃったりしておりました//いろいろと自分探しをしていた時代~恥ずかしい思い出のひとつですわ。
ま、それはさておき、大学では運動部の新人はフンドシ一丁で神輿をかつぐのが伝統になっておりましてね。寒空の下で頑張りましたさ~☆
その後、どういう段取りだったか忘れましたが、同じボクシング部の新人メンバーで体育館で行われる催し物の受付を入口でやっておりました。
そしてら体育館の中から「天上裏から愛を込めて」のメロディが流れてくるではありませんか!(大学の学園祭って芸能人を招いてライブとかやるんですね~まさか自分の大学でアンジーを招いているとは思わなかった。。というかこの時はまだアーティスト名すら知らなかったんですよね~爆)
もう、受付は他のメンバーに押し付けて体育館の中へ速攻!消えゆく私でしたwww
「天上裏から愛を込めて」
作詞:水戸華之介
作曲:中谷のブースカ
出だしからアブナイMCをwww
とにかく学園祭でナマで見たアンジー、特にVoの水戸華之介の印象は強烈に刻まれてしまいました。後日、レンタル屋で「天上裏から愛を込めて」が入ってるアルバムを探したんですけど(ってか買え!自分)なくって…よーやく今年!オークションで手に入れることができました。学園祭から20年以上経ちましたが、全く色あせることのないイイ曲だと思います。
パンクロックは実にストレートに訴えてくるものがあるので聞いていて気持ちがいいと思うのだが。次に紹介するのはセカンドシングルにもなった曲です。生きること、生きてること自体が素晴らしい事なんだと目を開かせてくれた曲です。
「素晴らしい僕ら」
作詞:水戸華之介
作曲:中谷のブースカ
アンジーが活動していた同時期に同じパンクロックというジャンルで人気を集めていたのが「THE BRUE HEARTS」でした。私はどちらのバンドも好きでよく聞いておりましたが、どちらかというとブルハの方がメジャーだったと思います。(「TRAIN-TRAIN」という楽曲が斉藤由貴主演学園ドラマ「はいすくーる落書」の主題歌に起用されたことも大きいか)
私の周囲でもブルハは知っていてもアンジーを語れる友人はいなかった(泣)
ただ近年、こうしてネットの恩恵を受けている中でアンジーの動画やそこにコメントを残しているファンの存在を知ることは嬉しいもんですね。
次に紹介するのは反社会的なものと社会的弱者?といったところから~パンクロックならではのシニカルなメッセージ性のある楽曲です。
※貼り付けた映像ですがクリックした後、メッセージに沿ってポップアップを解除してもらうとYou Tubeにとんで見られますよ。
「蠅の王様」「でくのぼう」
作詞:水戸華之介
作曲:中谷のブースカ
結局、アンジーの活動中にライブでナマで見たのは先の学園祭の一度きりでした。
私自身、大学を中退し海外へでかけたりと忙しくしていたのと、アンジーのTVメディアの露出が減っていったことなどにより、いつのまにかアンジーという存在を忘れてしまっておりました…
(あの頃、日本中の若者の間で沸いていたパンクロックブーム、あの熱量は一体どこへ行ってしまったんだろう。)
現在の冷めた日本人の中でもまれていると時折、そんなことを考えてしまいます。
最後にもう1曲。
パンクロックは上で紹介したような明るい楽曲、激しい楽曲が多いと思うのですが、動きのある楽曲のあとに静かな楽曲が心に染み入ります。アンジーのバラードはどれも素晴らしく気に入っております。
「銀の腕時計」
作詞:水戸華之介
作曲:中谷のブースカ
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