2005年
OP「ウンディーネ」※本作のOP映像は話数ごとに毎回違っています。物語りの冒頭シーンに静かに重なるようにして歌が始まりまーす。
作詞:河井英里
作曲:窪田ミナ
歌:牧野由依
ED「Rainbow」
作詞・作曲:北川勝利
歌:ROUND TABLE feat. Nino
ストーリー
物語は、惑星マンホーム(地球)から来た少女、水無灯里(みずなし あかり)の視点で語られる。灯里はウンディーネとなるために、人間一人、猫一匹の小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」(アリア―)に入社する。この都市の観光会社には航海の安全を祈願するために青い瞳の猫を象徴にするという風習があり、ARIAカンパニーでは火星猫のアリアを社長にしている。アリアは作品のマスコット的存在ともなっている。経営者で先輩のアリシアは業界一の成績を持つウンディーネであり、灯里はその優しい指導の下で成長していく。
また、灯里は同じこころざしをもつ二人の少女と友人になる。一人は老舗観光会社「姫屋」の跡取り娘、藍華(あいか)。もう一人はまだ学生ながら、一流の操船技術を持つアリス。3人の所属会社は違うが合同で練習を行い、観光案内と操船の技術を磨いていく。
各話ではネオ・ヴェネツィアの風習や季節の風物などが描かれる。時折り、妖精ケットシーのような幻想的な存在が灯里の前に現れることもある。灯里の職階は見習いの「ペア」から、一定の範囲で営業が認められる半人前の「シングル」、そして、一人前のウンディーネである「プリマ」へと昇格していく。
(ウィキペディアより)
原作:天野こずえ。監督:佐藤順一。火星にある水の都市ネオ・ヴェネツィアで観光水先案内人ウンディーネを目ざし、ゴンドラを漕ぐ少女たちの心温まる日常をつづった作品。美しく水をたたえたヨーロピアンな町並みの水面に、白く清純な衣装に身を包んだ少女たちがゴンドラを進める。そのゆったりとしたビジュアルが淡々と美しく流れ続ける音楽に重なるとき、えも言われぬ安らぎの感覚が心に拡がっていく。言葉は話せないが大活躍の猫アリア社長、「恥ずかしいセリフ禁止!」のツッコミギャグなど独特のアクセントもあって、20数話があっという間だ。一日に疲れを癒し、明日への活力を与えてくれる「ヒーリング系」作品なので深夜に観るのがオススメ。
(バンダイチャンネル「ARIA the ANIMATION」よりアニメ評論家 氷川竜介氏のコメントを転記させていただきました)
私が近年(ここ10年くらい)のアニメ作品で一番好きな作品であり、自信を持って他人に視聴のオススメができる作品であります。
物語の展開もいいし、魅力的なキャラクターや世界観も素晴らしい。ゆったりとした「ARIA」の世界にマッチするBGMがまた実にいい感じで、私自身サントラ集が欲しいなぁと思わせてくれたぐらいなのである。
こんなに凄いアニメを撮ったのは誰だ?と気になって調べて「佐藤順一」という名前を覚えたくらいだ。私が監督指名で作品を気にするのは出崎統、富野由悠季に次いで3人目である。
「ARIA」の放送は深夜にされていたこともあり、現役のアニメファンでない限り知名度の方はおそろしく低い。とても残念なことである。
本作The ANIMATIONは第一期となっており、二期のThe NATURAL、三期の The ORIGINATION、そしてOVA「ARIA The OVA~ARIETTA~」があります。
通して一年間分の放送量(週一放送として)があり、個人的には往年の人気番組ハウス名作劇場に本作の名を連ねても良いと思ってるくらいです。まぁ、視聴者設定は少し高めかもしれませんが…中学生、高校生あたりに観てもらいたいかな。といっても中学生だったウチの甥っ子、姪っ子は第一話の半分も観ずに「つまんねぇ~」といって携帯ゲームなんぞいじりだしていたからなぁ(泣)本作の魅力に気付くには精神年齢の高さも要求されるのかも。。。最近の子供はバトルもののようなスピーディな展開の作品でないと食いつかないんだよね。きっと現代日本の時代の流れそのものが早過ぎるんだよなぁ。
「ARIA」語りはまた次にするとしてここでは例によって音楽!挿入歌も素敵なので紹介していきます。っとその前の主要キャラクターの紹介をば。

水先案内観光会社がそれぞれ異なります。左から「オレンジぷらねっと」のアリスとアテナ先輩。中央が「ARIAカンパニー」のアリシア先輩と水無灯里。右が「姫屋」の晃先輩と藍華。それぞれの先輩はウンディーネ業界では水の三大妖精として称えられており、プリマ(一人前)を目指す三人の少女たちの憧れの存在でもある。
挿入歌「バルカローレ」
作詞・歌:河井英里
作曲:窪田ミナ
※11話より。水の三大妖精がまだ修行の身だった頃の思い出話。普段はドジっ娘のアテナだがカンツォーネ(舟歌)の練習の時に…後にウンディーネ業界にて「天上の謳声(セイレーン)」の異名を得るアテナの片鱗を感じさせてくれるエピソードだ。ちなみにアテナの声優は声パートの川上とも子と歌パートの河井英里のふたりとなっている
もう1曲挿入歌で「シンフォニー」~♪
作詞:伊藤利恵子
作曲:北川勝利
歌:牧野由依
※11話、12話から。アニメ視聴済みにはたまらないMAD映像。あえて映像の解説はしなーいwww本作を見てネ!
ARIAファンの愛あるコメントが素晴らしく定期的に観てしまうニコニコ動画版。
バンダイチャンネルの方で第一話が無料で視聴できるようですよー
もし興味を持たれたら是非ご覧下され~
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