1985年
OP「裸足のソルジャー」
ED「男たちの地図」
作詞:売野雅勇
作曲:井上大輔
歌:下山公介
※幼少編に続き青春編も収録されてます
ストーリー
剣道岩手県大会を制した夏木夫婦の元に男の子が生まれる。誕生日時が6月3日の午後4時である事から、彼は六三四と名付けられた。六三四は両親の影響から、3歳の時に剣道を始める。六三四が小学校1年生の時、父親の栄一郎は、出場した剣道大会にて優勝を手にしたものの、自身の先輩である東堂国彦との試合中に負った傷によって死亡。東堂への恨みを抱いた六三四だったが、その息子であり最大の好敵手となる東堂修羅と互いに切磋琢磨し、剣道を通して成長してゆく。
岩手県を舞台に、少年剣士の成長をライバルとの関係を軸に描く。剣道を題材とした正統派のスポーツ少年漫画である。物語は小学生時代と高校生時代に分かれている。主人公である六三四など登場人物のセリフは標準語ではなく岩手の方言となっている。
(ウィキペディアより)
今年になってはじめて本作を見ました。
漫画版を知ったのも数年前からで(中古屋でぽちぽち集めてるのでまだ揃っていないけど)アニメ版も見たかったのですが地元のレンタル屋になかったんですよね。
オークションサイトで安いのがあったので思い切って購入しちゃいました。
当たりでしたね。久しぶりに青春ものの素晴らしい作品に出会えました。
また、アニメになってキャラクターに声がつくと特に感じたのが方言の存在です。
他の作品でも個性をだすのにひとりくらい方言をしゃべるキャラクターが登場する、といったことはあるのですが、本作は岩手県が物語の舞台ということもあって登場人物の殆どが方言をしゃべる(方言というより訛りって感じかな。十分理解できるセリフまわしになっていました)最近のアニメにはない手法ですが、逆に新鮮かつ日本語の魅力に気づかされましたね。
六三四の幼少時代の声を声優の渕崎ゆり子、六三四の剣友仲間の轟 嵐子を伊倉一恵が担当。「サクラ大戦」ファンの私としては李紅蘭とレニのコンビやぁ~とテンションあがりましたwww
登場人物もみなキャラがよい。特に六三四の父、母の描写に感激しました。
岩手県つながり?ということで作中に詩人・宮沢賢治の作品にふれる場面もあるのですが(六三四のライバル、東堂修羅。六三四はその名のついた賢治の詩・「春と修羅」に心をうたれる)、私も宮沢賢治が好きでして特にこの詩はお気に入りだったものだったのでとても六三四の心情にリンクしてしまいました。
主題歌の下山公介さんはアイドル歌手だったみたいですね。やたらと新人歌手が売り出しのためにアニメとタイアップさせていた時期のものなのかな。この歌も作品を知っていると相乗効果もあってスルメイカ状態。なんとか覚えてカラオケで歌えるようにしたいなぁ。
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