1984年
 
OP「風のニー・リプライ」(第26-54話)
作詞:売野雅勇
作曲:包美京平
歌:鮎川麻弥
※なお、TVカットでは早回しされているため音程が長2度高い。
 
挿入歌「傷ついたジェラシー」(第24話「アスフィー・ハート」にて)
作詞:井萩麟
作曲:筒美京平
歌:鮎川麻弥
 
 
 約30年ぶりの再視聴を終えました。
最終話の「ドリーマーズ アゲイン」を見るのに一ヶ月も寝かしてしまいました。
 
作品解説その2
 
物語の前半は主人公ダバ・マイロードの成長を軸にコメディタッチで展開されており、優柔不断なダバを2人のヒロインが取り合うというラブコメ的要素の強い演出がなされていた。キャッチフレーズとして「天下を盗るなら妖精と笑え」という本作品世界のことわざを使い、サクセスストーリーであることを謳っていたのがこの頃である。
 
中盤にダバが滅亡したカモン王朝の末裔であることが明かされ、カモン王朝を滅ぼした悪の支配者を打倒するという貴種流離譚的な展開を経てダバたちは苦難と激闘の末に仇敵を倒すが、ダバ自身は新たな統治者となる道を選ばなかったうえ、人格が崩壊した義妹かつ許婚のクワサン・オリビーとともに生まれ故郷の惑星コアムで隠棲するという結末を迎えている。
 
一方、池原しげとによるコミカライズ版ではアニメ版でのラストを大胆に変更し、逆に新しい世界を作るために活動するリーダーとしてオリビーをはじめ、ギャブレー、アム、レッシィら4人の仲間と力を合わせていく、という完全なハッピーエンドとして描かれた。これは「もう1つの『かくあるべき結末』」としてファンから絶賛され、今日もなお語り継がれていると言う。
 
敵側のポセイダル軍に対して主人公側は反乱軍という構図や、登場人物が使用する光の剣「セイバー」などに、洋画『スター・ウォーズ』との類似性が見られる。永野は後年、同作品を好きな作品として挙げており、その衝撃が大きかったことを語っている。
(ウィキペディアより)
 
 当時も感じましたがなんとも言えない切ないエンディングは…
「ターン・エー ガンダム」の最終話も似たような味わいがありますよね~
隠居する当の主人公はいいですが、一緒に戦ってきた仲間たちの気持ちを思うと辛いですわ。
 
作品的には世界観とか活かしきれていない点が残念かな。
作中、いくつかの惑星を転々として話が展開していくのだけれど、あまり代わり映えが感じられなかったな。惑星によって都市やジャングル、砂漠や氷河といった表情を変えて見せてくれるとよかったんではないか。
 
カモン王朝の栄えていた旧時代の設定、ポセイダル13人衆、ファテイマ、バイオリレーション・システムなどなど説明不足なところも多い。
まぁ、それゆえに永井護のサイドストーリー設定「ファイブスター物語」はファンの必読アイテムとなっておりますね。
 
なお本作が鮎川麻弥のデビュー曲になっております。
主役マシーンの交代に伴い(エルガイム→mkⅡに)OPが変わりました。
挿入歌の「傷ついたジェラシー」もイイ歌ですよね~私は今回、作品を見返すまで後半のED曲だと勘違いしていたくらいです。