1990年7月25日発売
アルバム「絶愛-1989-」より
 
 
ストーリー
南條晃司は16歳。超人気の歌手だが、何事にも興味のないような冷めた性格をしている。しかしそんな彼にもただ一つ、激しく感情を揺さぶられるものがあった。幼い頃出会った「イズミ」という名の少女の記憶。野生動物のような鋭い眼差し、この相手には「負ける」という直感。出会ったのは一度だけだったが、晃司にとってそれは忘れられない初恋の記憶だった。
 
ある雨の夜、酔っ払って意識を失いゴミ捨て場に倒れこんでいた晃司を一人の少年が助ける。その少年の名は泉拓人。彼は晃司と同じ歳で、アパートで一人暮らしをしながら高校に通っていた。グラウンドの中でサッカーをする泉を見た晃司は、気まぐれにゴールキーパーとして彼のシュートを受け止める。晃司の運動神経に驚嘆した泉は滅多に見せない本気のシュートを放つ。その泉の眼差しを見て、晃司は彼こそが初恋の相手「イズミ」その人であることに気付きショックを受ける。少女だというのは誤解で「イズミ」は男だったのだ。それでもなお、性別を超えて晃司は泉に強烈に惹かれていく。
 
だが芸能人である彼を追っていたマスコミの矛先が泉にも及び、泉の過去が週刊誌に暴露されてしまう。彼は母親が父親を殺すという事件の生き残りであり、その時彼自身も深い刺し傷を受けていたのだ。大事な弟妹達を守るため、その過去を必死に押し隠して目立たないように生きてきた泉は「お前なんかに関わらなければ、こんなことには…!」と晃司に怒りをぶつける。もう二度と会わないと約束する晃司。だが言葉とは裏腹に、晃司は泉と同じ高校に編入してきて時間の許す限り泉の傍にいるようになる。自分の気持ちを押さえ込み、時には全てを冗談にまぎらわせて、晃司はゴールキーパー役として泉のサッカーの自主トレにつきあい続ける。いつしか晃司の存在に慣れていく泉。
 
しかしある夜、叶わない恋心に苦悩する晃司は、全てを壊してしまえとばかりに激情のまま泉を襲ってしまう。行為は未遂で終わったが、それは晃司の本気の恋愛感情を否応なく泉に知らしめた。その激しい愛は、彼に両親の事件を思い出させる。彼の母は「愛してるから」と夫に刃を向け、そして父親は笑顔のまま殺されていったのだ。狂気に近い愛に恐怖を覚えながらも、晃司を完全に突き放す事ができない泉。愛するというのはどういう事か、自分は本当に相手の事を愛しているのか、どうしたら幸せになれるのか。それは2人にとって終りの見えない苦悩の始まりだった。
 
概要
尾崎南の商業誌での代表作。連載が始まった頃の日本の漫画界にはまだボーイズラブというジャンルが存在していなかったのだが、そんな時代に、主人公2人が織り成す男性同士の激しいラブストーリーを『マーガレット』という普通の少女漫画雑誌で連載し、大ヒットを飛ばしたという特異性で知られている。
(ウィキペディアより)
 
本日も今週末からお台場で開催されるAJFに参加するアーティストの曲を掘り下げて行きたいと思います。
本日は石原慎一さんです。
石原さんは今年、デビュー30周年ということでイベントをいろいろとやっておられるようです。
石原さんの代表曲といえば他にたくさんありますが、本日はあえて(昨日に続きの)イメージアルバムから選曲してみました。
彼は実はたくさんのコミックスのイメージアルバムに参加していらっしゃるんですよ。
彼のイメージアルバムソングを集めたベストCDがでてるくらいです。
石原さんのファン層で女性が多いのは少女コミックスのイメージアルバムを聞いていた方達ではないかと私は推測しております。もちろん仮面ライダーや戦隊から入ったファンもいるでしょうが…
 
艶やかな歌声と高身長からのダイナミックなパフォーマンス(俳優としての活動もされてるので)でどんな舞台を魅せてくれるのか~楽しみでーす。