1982年に発売された「エロイカより愛をこめて」のドラマレコードより
「ロマンティックアゲイン」
「おれとお前」
「背中にグッド・ラック」
3曲とも作詞:山川啓介/作曲:大野雄二/歌:水木一郎
作品概要
男色の美術品窃盗犯「怪盗エロイカ」ことドリアン・レッド・グローリア伯爵(以下、伯爵)の法をやぶった美術品収集活動が、北大西洋条約機構(NATO)の情報将校「鉄のクラウス」ことクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐(以下、少佐)の作戦行動と遭遇し騒動を引き起こす、コメディ色を含んだ怪盗&スパイ活劇。少女向け漫画ながら、綿密な考証と細部まで書き込まれた緻密な絵柄や、少女漫画離れしたストーリーから男性ファンも獲得している。
連載開始当初は青池の出世作『イブの息子たち』のパターンを踏襲し、主役はそれぞれ異なった個性を持ち、超能力を操る3人の少年少女、猥雑なドタバタギャグに加え、主人公を16歳の少女・プラムから始めるなど、少女漫画らしい手法を展開していた。しかし作品No.2「鉄のクラウス」で登場した少佐の硬派ぶりが受け、主役が交替。東西冷戦の渦中で少佐の活躍を描くスパイ物へと変貌した。以後はソ連国家保安委員会(KGB) との情報争奪戦、冷戦が終結した1990年代以降は、テロリストを相手にしたロシア対外情報庁(旧KGB)との共同作戦が主要なものとなり、この2つの勢力の間で美術品の窃盗をはたらく伯爵が争いに巻き込まれるというパターンが基本となっている。
本作のヒットにより、1970年代後半から1980年代にかけて、大学でドイツ語を履修する学生が急増したといわれる。また、偶然少佐と同じ名前を持っていたドイツ・エーベルバッハ市への日本人観光客が急増し、青池は観光業に対する貢献を認められ、1990年、エーベルバッハ市より名誉賞と市章であるイノシシの彫像を授与された。同市の日本人向け観光パンフレットの表紙には、ジャケットとスラックス姿の少佐が描かれている。
アニメ化などは一切されていない本作だが、1982年に日本コロムビアより水木一郎の主題歌とドラマを収録したレコードが発売されている。
(ウィキペディアより)
コミックスイメージアルバム曲つながり3日目~。
本日は水木一郎さんでーす。
本作は子供の頃に読んでおりましたお気に入りの漫画のひとつです。
当時は途中で連載が終わってしまった記憶があったんですが、今回調べてみたところ、現在連載を再開しているとのことでコミックスも巻数がだいぶ出ているとのこと。
子供の頃は水木さんが本作のイメージソングを歌っていることを知りませんでした。大人になってから買った水木さんのアルバムの中から「ロマンティックアゲイン」という楽曲が気にいりまして、ライナーノーツを参照していて本作とのつながりを知って驚きましたね。この曲はTVとかでは殆ど歌われませんが、プライベートライブとかではよく歌われまーす。水木さんのお気に入りの楽曲のひとつだとMCで聞いた覚えがあります。
水木さんはこの曲でコロムビアゴールデン・ディスク賞とゴールデンLPテープ賞を受賞されているそうです。
最後にYouTubeの方にドラマレコードがUPされていたのでご紹介。
声優が豪華です~♪聞いていたら久しぶりに漫画を読みたくなりました。新刊も含め探してみたいと思います。
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