1996年
 
OP「愛について」
作詞・歌:さだまさし
作曲:服部克久
 
 
ED「しあわせの予感」
作詞:岡田冨美子
作曲:服部克久
歌:Youca  ※現うちやえゆか
 
 
日本アニメーション様より「家なき子レミ」の第一話がYoutubeで無料視聴できます。
映像つきのOP、EDをご覧になりたい方はこちらの視聴をオススメします。
 
 
ストーリー
 フランスの田舎町に住む少女レミは、ある日父親から自分が拾われた子だと知らされる。生活の苦しい父は悪者にそそのかされてレミを売ろうとする。しかし偶然レミの歌のうまさを知った旅芸人のヴィタリスに助けられ、レミは一緒に旅を出ることを決意したあるときトゥルーズの街でミリガンとアーサーの親子と出会うが、レミは彼らが本当の肉親と気付かないままに離れてパリに向かっしまう。その後ヴィタリスが病死してしまいレミは幾多の苦労を重ねるが、とうとうミリガン親子と再会し母娘であることが明かされ、新しい人生を歩みだすのだった。
(日本アニメーションHP、作品紹介より)
 
概要
家なき子レミ』(いえなきこレミ)は、世界名作劇場」シリーズ第23作目で、地上波で放送されたものとしては最終作である。
 
原作はエクトール・アンリ・マロの『家なき子』(Sans famille)。前作の『名犬ラッシー』が打ち切られたため急遽企画され、世界名作劇場としては初めて、年初以外の放映開始となった。当時安達祐実主演の『家なき子』がヒットしており、原作では男の子だった主人公を女の子に変更した。また、時代設定が、原作の19世紀から20世紀に変更された(19世紀には、それまで女はスカートが主流であったため)。当初の企画では、主人公レミの声を安達祐実にしようという案も出されたが、安達サイドの方で断ったため、実現はしなかった。名作劇場シリーズ中、平均視聴率は最低となった。
 
作画・プロットともに、他の世界名作劇場シリーズと同一のレベルを保っていた。前半はレミとヴィタリスとの芸人としての旅が描かれる。後半はヴィタリスの死後、ガスパールという男の家に行き、最終的にはガスパールの家で出会ったマチアとの恋愛物語で終了した。物語終盤につれ原作小説を離れ、レミとマチアの恋愛劇が描かれている。
主題歌作曲・サウンドトラックは「トム・ソーヤの冒険」以来世界名作劇場シリーズ16年ぶりとなる服部克久を起用。
(ウィキペディアより)
 
先のAJFで本作の歌を聞いて感激したので改めて本作を掘り下げてみようと思います。
今回↑の動画で初めて本作を見る事になります(第一話のみですが)。
 
実は本作を全く見ていない先日まで、このブログでは散々にコケおろすつもりでした(汗)。だって、主人公の性別を変えるとは何事か!世界名作劇場の製作サイドは何を考えているのか?傲慢にも程がある!長寿番組という看板にあぐらをかいた体たらくぶりが番組の幕引きという結果を招いたのではなかろうか…っとね。
放送当時、自分は当番組は見ていませんでした。まぁ,20代でしたし、当シリーズに限らずアニメ番組は見てなかったんです~そんな時代が私のもあったのさ。
ただそんな私の耳にも当時の「家なき子レミ」の一件は入っており、漠然とですが上のような気持ちを抱いたのを覚えております。一般の視聴者はどのような感想をお持ちになっていたのか知る由もありませんが、自分は専門学校で児童書という少し特殊な学業に打ち込んでいたので(原作改変)という点にかなりナーバスになっていいたと思います。
 
あれから20年近く経った現在では自分の思考も少し変わっておりまして、原作を改変した作品ならなおのこと?その作品を楽しんで見てやろうという心持もありまして。
改変という状況は監督や製作スタッフの技量が測れますものね~にししwww期待して見た分、裏切られたら容赦なく断罪しますけどね~♪日本のアニメ監督では一番有名なジブリの宮崎 駿監督はよく改変しまくってますよね。宮崎作品については賛否両論あるとおもいますが個人的には氏の改変という攻めの姿勢には好印象を持っております。監督といえば私が好きな出崎 統も主観で原作をいじったりしてますもの。若い頃は原作通りに映像化してくれないと腹を立てたりもしたものでしたが…不思議なものですなぁ。
 
話を本作の戻します。1話を見た限りでは思っていた以上に出来は良かった、というか、世界名作劇場のクオリティは(自分が見ていた全盛期と比べ)全然損なわれていなかったという事実に驚きました。当時、勝手に製作サイドの堕落とか思っていたことをすまないと猛省orz,orz,orz
 
ただ原作の「家なき子」というと1977年に東京ムービー新社製作のTVアニメがあり、つい比較対照されてしまいがちなのがアレなのだが。
 
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