1964年
 
 
ストーリー
スティングレイは海底安全パトロール隊 (WASP) の原子力潜水艦第3番艦。マリンビル基地に所属し、トロイ艦長と部下のフォンズ少尉が搭乗するほか、海底人の美女マリーナも加わることもある。
地上侵略を目論む様々な海底勢力に対するスティングレイと乗組員たちの活躍を描くが、単純なアクションものではなく海底の美しい描写や未知の世界、人間関係の綾、海底人との駆け引きなども織り込まれ、登場人物たちの会話や行動にもユーモアが見られる。
 
海底大戦争 スティングレイ』(かいていだいせんそう スティングレイ、英:Stingray)は、1962年イギリスジェリー・アンダーソンが製作した特撮人形劇である。日本での放映時の題名は『海底大戦争』。
 
日本では1964年9月7日から1965年3月31日フジテレビ月曜19:00 - 19:30→水曜19:30 - 20:00(JST)に放映されたが、イギリスでは初のカラー連続テレビシリーズとなり、日本ではフジテレビの本放送としては最初のカラー作品であった。また第10話からタイトルが「トニーの海底大戦争」に変更され、当時人気のコメディアンで特異な話芸で知られたトニー谷による、オリジナルにはないナレーションが加えられた。
(ウィキペディアより)
 
先日、近所のブックオフで1枚108円で購入したDVDがコレでした。
 
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店頭で見かけた時には(なんだろ、これ?)といった感じで手にとってみたんですが裏面の第一話の解説文に「サンダーバード」へ続く特撮の原点が登場!との文句に(おお!サンダーバードなら知ってる!懐かしい~)と興味がわいて購入。
 
視聴して目からウロコが…といった感じで。特撮人形劇ってこんなにも面白かったんだ!と再認識させられました。
それに作り込みがハンパなく細かい。人形の演技の動作ひとつから小道具、カメラワーク(船上の場面で波の動きに合わせて画面が上下したりするんですよ)にいたるまでとにかく病的な細やかさなのである。
 
あらためてサンダーバードや本作を作った者は何者であるのか検索してみました。
 
ジェリー・アンダーソンGerry Anderson, 1929年4月14日 - 2012年12月26日)はイギリスの映像作品プロデューサー。主に1960年代から1970年代にかけての、特撮テレビドラマ人形劇を基本とした映像作品の制作で知られる。
1955年に映像製作会社「APフィルムズ」を設立。スーパーマリオネーションと呼ばれる、従来のパペット(操り人形)に人間的な動作や表情を加え、特撮を駆使して実写に近いリアル感を演出した人形劇の新境地を開き、これを使った番組を次々と次々と世に送り出して名を馳せた。特に「リップシンクロイドシステム」と呼ばれる、台詞の音声に反応して人形の唇が稼動する電磁機構を活用したことで有名。
(ウィキペディアより)
 
私がブックオフで買ったDVDも隔週刊「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」という雑誌の付録DVDのみだったわけですが、きっかけはどうあれ今後も機会があれば少しづつ同シリーズのDVDを集めてみようと思ってます。
 
ちなみに貼り付けた映像は海外のものですが、日本で放送したものには日本語の主題歌が流れています。今回は海外のものの方が映像がキレイだったのでそちらをチョイスしてみました。
 
なお、ジェリー・アンダーソンは日本の特撮界にも影響を強く与えており、「ウルトラマン」シリーズの戦闘機や基地、マイティジャック、「マジンガーZ」などのスーパーロボットシリーズも例外ではないらしい。特撮マニアには外せないネーミングだったわけで…いやぁ~私もまだまだ甘いなぁと思った次第であります。つい日本がすべての原点だと思いがちですが、特撮にしろ、アニメにしろ(主にディズニー作品)海外の方面にはまったく疎いもので反省っす。
 
人形劇といえば見ていたのが「サンダーバード」に加え「プリンプリン物語」「三国志」あったりかな。「ひょっこりひょうたん島」は有名ですね。そういえば先週、TVを付けたらNHKが映っていて現在「シャーロック・ホームズ」の人形劇ドラマが放映中なんですね。CGアニメ全盛期の今、ひっそりと人形劇がやっていて少なからず衝撃を感じました。脚本は映画監督で知られる三谷幸喜さんや~ん!こういった作品を子供たちに是非、見てもらいたいですね。