4.28日のUstラヂオのイベント(NOZOMIことのんちゃん参加)って高円寺でやるんだなぁ。この街は以前から気になってたトコなんだよね~。確かモモーイも秋葉原の他にも高円寺が好きだとか言ってたし(のんちゃんの同人誌でそんな記述があった)、どんな街並なのか興味ある。
鬼頭径五さんもこの町のライブハウスでよくライブやってるし(また埼玉でライブやってくれるのを待ってるんだけどw)、もう少し足を伸ばせば我が心の師匠、牧野邦夫さんが好んだという井の頭公園もある…中央線の新宿ー三鷹間ってそれこそ自分が学生の頃から気になりつつもなかなか発掘できなかった未開の地なのだw
未開といえば都内のほとんどがそうなんだけど、どーも上記の地はノスタルジックなナニかを感じるんだよね。
有給とって当日の昼間、ゆっくりと付近を散策しようかとも考えたけど、他の同僚に有給が先約されてて…残念だ。とりあえず当日は仕事を終えたらそのまま帰宅せずに電車に乗って都内へ向かうことになるでしょう。
師匠といえば、絵を描きながら時々、師匠の画集をめくりながら描き方を真似てみようかと思ったりもするけど、絵のスタイルが元々違いすぎるから…結局、違和感というか自分の絵じゃないことに気づき悶々とするんだわ。
牧野邦夫さんはレンブラントを師事にバロック絵画特有の精密描写にこだわりが見られるけど、自分は画法的にふりかえるとルノワールやゴッホといった印象派周辺の影響を大いに受けていると思われる…主に光と影の考え方とか。
確かに精密描写の作品に(すげー!俺もこんな風に描いてみたい!)という憧れはあるけれど、今の自分の腕前では到底ムリ。というか、印象派特有の絵の具のナマっぽさをそのままキャンバスに塗り重ねているスタイルを気持ちいいと感じている自分が居る以上、精密描写の世界はきっと憧れの対象のままなんだろうと考えているフシがあるな。
牧野さんを師匠と感じたところは精密描写の憧れもあるけど、それ以上に自画像などにみられるキビシイ眼差しがいつだって自分に問いかけをしてくるところなんだ。それは私が彼の誠実に生きようとするスタイルそのものに深い感銘を受けてるからだと思う。彼は日記に
「人間として生きんかな
誠実に生きんかな
我を生かすものは絵画也
酒にあらず、金にあらず
女にあらざる也」
と記している。自分自身を生かすものをズバリと言える彼が羨ましい。自分も学生の頃はそんな心境にあって彼の言葉にものすごく共鳴するところもあったけど、今の自分には…3行目の「我を生かすものは絵画也」だけを抜かせば…うん。その点においては自分の状況下においてはよくやってる方だと思う。別に絵画の他にちゃんと自分自身でこれが我を生かす道なんだ!と強く言えるものがあればいいのだが・・・現在進行形で模索中ということでカンベンしてください>師匠&過去の自分
ここ十数年夢中だったアニソンはどうかとも思ったけど、自分がアニソンを作ってる立場ならいざ知らず、乗っかって楽しんでるだけだもんなァ。生かす、というより生かされてるといったニュアンスなんだね。もちろんイベント現場では演者さんを応援する気持ちや同士たちとの仲間意識だとかいったものに「活力」を見出すこともあることもあって素晴らしい交流だと認識もしているのだが…自分の探し求めているソレとは少しニュアンスが異なるように感じている。たぶん私は、これからもそんなことを自問自答しながら人生を歩んでいくんだと思う。
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