「人生、一寸先は闇。」そんな言葉がぴったりな1ヶ月だったかもしれない。
この言葉をどう捕らえるかは自分次第なんだけど、
正直なところ、やることなすこと裏目にでている気がしてやや参っています。
気持ちがふさぎ込んでいても運気が好転するわけでもないので
「もう、どうにでもなれ~」「なんとかなるわ~」と切り替えしてゆきたいのは山々だけれど、自分の根が真面目で考えすぎてしまう所があるので、解っていても難しい。
今年も春の一瞬一瞬の煌めきの移り変わりの激しさに、自分の身がひとり、取り残された感じがしている。

ああかがやきの四月の底を
はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
(宮沢賢治「春と修羅」より1部抜粋)

良くも悪くも数ヶ月前、年頭あたりには考えてもみなかった状況に今、身を置いている。大抵が苦しいことばかりだが、そんな中でも創作面で新しい試みをしてみたことは今後の活動にも影響が大きくなる予感はしています。
写真の加工、編集、そしてネットへのアップロード作業。
これらの作業は今までずっと専用のソフトを買ってこないと(もしくはダウンロード)できないもんだと思っていたので他人事のように考えていたのですが、ね。
1ヶ月前の自分は、まさかYouTubeに自分が動画を投稿するなんてことは思ってもみなかったwww

「仕事面」
年度の替わった4月。会社の名前も変わって(大組織の中に少し上の組織に吸収されたって感じ)仕事の減産傾向に歯止めがかかるんじゃないか?と望みをかけていたものの、まったくそのようなことはなかったので退職、というか次回の契約更新はしない事を決めました。後に会社側からも仕事の受注量の大幅な減産を理由に人員削減の依頼が契約社員の間に広まってきたので、「遅かれ早かれ」というやつだったかも。ん…正直言って自分自身の退職を決意する判断が遅すぎたかな、という自覚はある。

「健康面」
暖かくなって手のひび割れも少しづつ緩和してきた気もします。
調子にのって1度、半袖で作業をしたらその日の晩、両腕が真っ赤になってしまったので、やはり今の作業は(鋳物を直で接触すること)健康的に問題あるかと思った。

「私事面」
来月はGWがあるので通常の月よりも散財することが多いだろう、と見越しての貯蓄モードってことで、今月は数あるイベントの誘惑をことごとく絶ってきた。
その分、地元でのウォーキング活動やイベントに参加してきました…
が、月末のオフクロの入院の一件でGWの予定は大幅に見直しすることになった。
全予定をキャンセルしようかとも思ったけど、明日の北関東、明々後日の某所でのアニカラオフ会の立ち上げにはいろいろと考えた末、参加することにしました。

先にも書いたけどYouTubeの動画デビュー?ってのは大きい変化だった、かな。これについてはまた別記事にして書くかもしれません。UPする側にまわったことで見えてきた事、考えた事などありますので。

視聴したもの

 風が強く吹いている
 シャーロックホームズ
 シャーロックホームズ シャドウゲーム
◎おじいさんと草原の小学校
 小津安二郎 東京物語
 HAYABUSA/はやぶさ
 にんじん(2003年制作)
 E.T.
 パーシージャクソンとオリンポスの神々
 史上最大の作戦
▲BLUES BROTHERS
 エイリアン4
 にんじん(1972年制作)
 エクレールお菓子放浪記
 バッドボーイズ
 ザ・ワイルド
 リオ・グランデの砦
 真昼の決闘
○赤い河
 拳銃無宿
 平原児
 白昼の決闘
 バッテリー

 青い目の人形~平和の使者~
 最後の空襲くまがや

有給休暇の消化などもあって時間があるので映画の視聴もいつもより多めになりました。邦画の「風が強く吹いている」と「バッテリー」は主演の青年が同じ俳優さんだったのね。これはたまたま偶然でした。スポーツドラマの映画ってある意味、王道物語なんですけど個人的にはこのジャンル、好みなのかもしれないなぁ~と思ったりしました。視聴後も心地よい作品が多いからね。
名作「にんじん」はあえて新旧を見比べて視聴してみましたが思った通り、監督によって見せ所が異なるし、時代の流れの影響もあるのか人物の心理描写にも変化がみられて興味深かった。現在、原作本を借りてきているので近日中には読み終えると思います。そうしたらもう少し考察が深まるかもしれません。
図書館に置いてある黒澤明作品をあらかた借りて視聴したので、同じくたくさん置いてある監督絡みという点で小津安二郎作品を初めて視聴してみた。東京物語を見た限りの話ではあるけれど、なんとなく山田洋二や佐藤順一に通じる「作品全体に感じる優しい視点」がある。昭和初期のゆったりした空間が好い。
BLUES BROTHERSは完全初見。この映画が好きだという人が自分のまわりにいて長年、気にはなっていたんだけどようやく視聴しました。ミュージックシーンとしても重要な作品であることを認識したけど、それよりも驚いたのが主人公のひとりを演じていて、なおかつ映画の原作者だというダン・エイクロイド氏。あらやだ~この人、「ゴーストバスターズ」の人じゃな~い。早速ググッてみると俳優、脚本家、であってコメディアン、ミュージシャンでもあるという多才ぶりにビックリしました。
西部劇はなんといっても広大な土地での撮影が圧巻ですよね。「赤い河」の中のワンシーンで牛の群れの暴走シーンとか迫力が凄かった。
◎を付けた「おじいさんと草原の小学校」は教育というもの、学ぶということに考えさせられる良い映画でした。日本は教育という面では大変優れているし、恵まれていると思う。国民性も根は勤勉だからね。最近はやや平和ボケというか、飽和状態みたいなところがあって壁にぶちあたっている感じもするけれど、世界を見回せば戦争や貧困に中にあってまともに教育制度がない国もあるわけで。

この頃はまた、桃井はるこさんのライブ映像を観ることが増えてきたかな。
昨年アルバムをだしてから、出演するイベントも増えたようで嬉しいんだけど、私のフトコロ具合がアレなんで…なかなか現場に行けない反動かも(苦笑)