漫画家であり、永野希さんの母・永野のりこ先生がこの度、日本漫画家協会を代表して東ヨーロッパのウクライナまで福島・会津地方の民芸品「おきあがりおぼし(起き上がり小法師)」をお届けする任に就かれたそうです。

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起き上がりこぼしプロジェクト

ウクライナ国立チェルノブイリ博物館・スラブチチ市文化センター

当協会が協力を行っている起き上がりこぼしプロジェクトですが、この度ウクライナ国内での展示が決定しました。
国立チェルノブイリ博物館(こくりつチェルノブイリはくぶつかん、Національний музей Чорнобиль)は、チェルノブイリ原子力発電所事故6周年にあたる1992年4月26日、キエフの中心街に開設された博物館です。
同時に、スラブチチ市では市主催、文化センターで展示を行います。スラブチチ市は、チェルノブイリ原発事故の後、旧ソ連が周辺地域の住民を汚染の少ない地域へ移動させ、その後2年間で作られた新しい街です。
展示に際し、絵付け起き上がりこぼしの贈呈式が行われ当協会理事・一本木蛮、永野のりこ、参与・倉田よしみ各氏が参加します。
会期:2017年3月11日〜夏頃
博物館住所    переулок Хорива, 1
      Kyiv,
      Ukraine
      04071
※このニュースタイトル右横▼印をクリック、地図で場所が表示されます。
電話番号    +380 44 482 5627
起き上がりこぼしプロジェクト https://www.facebook.com/OkiagariKoboshiProject/
国立チェルノブイリ博物館 http://chornobylmuseum.kiev.ua/en/mainpage/

以上、日本漫画家協会のHPより抜粋。
永野のりこ先生は現在も帰宅困難区域に指定されている福島県の双葉町に、ご自身のお父様の生家があるということで、東日本大震災以降ずっと震災復興の支援活動に尽力をされておられました。
私もこれまでイラストの展示会等で永野先生の活動を知っておりましたが、「おきあがりこぼし」については今回のニュースで初めて知りました。
倒れても立ち上がる「おきあがりこぼし」の姿に復興への想いを重ねておられるのでしょうね。
実は今回「おきあがりこぼし」に使われてる紙にひとつのロマンがありました。そのことについて同じく日本漫画家協会のメンバー、一本木蛮さんのブログで詳しく述べられておりましたのでURLを貼っておきま~す。
すごいミラクルなお話だと思いませんか?

↓永野のりこ先生の絵付けされたおきあがりこぼし。
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↓娘の希さんも桃井はるこさんの番組内で絵付けのパフォーマンスを披露。
背面にはふたりの名前入り。こちらのおきあがりこぼしも永野のりこ先生に託さ
れてウクライナへ届けられることに。
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