知る人ぞ知る、小学館の月刊PR誌「本の窓」にて
桃井はるこさん執筆による連載小説が始まる、との一報があった。

連載タイトル『秋葉原カモノハシ亭』 
10/20(金)発売の小学館「本の窓」11月号から連載開始❗️
挿絵:渡辺明夫さん

楽しみなのは勿論であるが個人的には少々不思議な気持ちを味わっている。
と、いうのも「本の窓」というマイナーな雑誌を私、
実はかな~り昔に定期購読をしていたことがあるからである。

当時は私が本屋でバイトをしていた時代だから…
かれこれ25年くらい前になるかな。
きっかけはお目当ての作家さんが連載を始めたから。
たぶん、椎名誠だったと思う。
「本の窓」は多岐のジャンルにわたっての書評がメインの雑誌、
ま、PR誌だから当たり前か(笑)
椎名誠以外のページに目を通していくうちに書店員としての血が騒ぐわけよ。
「お、この本おもしろそう!今度ウチでも仕入れてみようかな」とね。
普通いちバイト風情が仕入れにクチだしすることは無いと思われるが
この時はスーパーの中にあるチェーン店の書店に在籍してまして
そこの店長がふたつの書店をかけもちしていたという事情もあり
私が時期店長候補として仕入れの仕事も少し携わっていたのです。
残念ながらその書店はスーパー自体が移転するタイミングで撤退をしてしまったので私が店長として雇われる話しも立ち消えてしまったんですけどね(遠い目)

それはさておき、
当時の私の本のアンテナ(仕入れの参考にしていた)でもあった「本の窓」に
またこうして桃井さんを機にめぐり合えるとは思ってもみなかったので感慨深いものを感じております。
あとビックリしたのが当時と値段が変わってないこと!
税込みで100円。年間購読で1,000円ポッキリ(月刊といいつつ年10冊発刊)
イマドキはネットで申し込みができて、しかも送料が無料!
早速、定期購読を申し込んでしまいました。

届くのが楽しみだ。
と、同時に
20代前半だった当時の自分に対面するような気恥ずかしさも感じている。