昨日は友人Oに無理を言って近所のファミレスにつき合ってもらったよ。
もう、ね。誰かに愚痴を聞いてもらいたかったのよね。
そうでないと自分が潰れてしまいそうだった。
朝10時頃にOに電話した時、初めはお腹の調子が悪いから、と
Oのノリ気でない様子が分かった。
長電話する気分でもなかったので早々に電話を切ろうとしたら
私の様子がおかしいことに気付いたらしく、午後から会うことになった。

退職の話や母の病の事。
のんちゃんの話や月蝕歌劇団、アニメやプラモから政治の話など
くっちゃべってたら4時間ほどファミレスに居座ってしまったよ。
Oは中学以来の友人で、20歳の頃に心の病を患って現在に至る。
一昨年にお父さんを亡くされ、今は母親とふたり暮らし。
遺族年金で暮らしている。
なので(ということもないけど)お金を借りようとか、
何か良いアドバイスが欲しかったわけではない。
ただ単に自分の状況、、ま、愚痴やね、そういったものを
誰かに聞いてもらいたかっただけなのだな。
状況は何も変わってないけど少しだけ気がラクになったかな。



帰宅したら郵便ポストに1通の封書が届いていた。
母の自動車税滞納通知だ。
封書の外側に「すぐに開封してください。」だの
「期日までに支払わなければ差押えを実行します」だのと
物騒な文字が印刷されている。

先日、ある政治家の身の丈発言が問題になった。
確かにあの発言は偏った選択肢を助長する意味合いがあったので
問題視されたけど、ウチ、我家においては常々
「身の丈にあった生活をしろ」と私は言いたい。
オヤジの時もそうだった。
税金の滞納がかさんで、結局は持ち家を抵当にとられ失ってしまった。
オヤジは失踪し、自分が借家住まいで母の面倒をみることになり、
(失踪前のオレはオヤジの借金のために地獄に追いやられていた)
そんな状況下でも母は車を手放すことはなかった。
そもそも短時間しか働けない母の収入で
車を所有することがオカシイし、間違いだった。
自分も折に触れて免許の返還を促してきたけど
頑なに首を縦に振ることはなかった。

正直、母の病で思わぬ出費を強いられるにはある程度、
仕方がないと思っているけど、これって自己責任でしょ。
せっかくOとの語り合いで上向いた気分がまた急降下ですよ。
過去にも親の借金を私が清算している。
(もちろん返してもらってないし、初めから諦めている。)
それ以来、自分も含めて身の丈にあった生活をしろという意識が強い。
が、母はまた同じ過ちを繰り返していたようで…
ヒトの悪癖って治らないものなのかね~