先日の母の再入院での事。
妹が運転する迎えの車が来るまで入院の準備を手伝ってたんだけどさ。
そん時、あらためて母の持ってる衣類の多さに驚きました。
箪笥と衣装ケース2つ。ハンガーに吊ってるものや押入れ、ベッドの下。
ざっと見ただけでも私の5倍近くありそうだ。

入院している間に衣装整理するのもどうかと思うけれど
母に万が一があった場合、これらを処分するのも大変なので
先ずはこれは絶対着ないだろー!という衣類を中心に
少しづつ片づけていくつもりです。

あと、台所関係。主に茶碗や皿。
これは以前から思ってたことだけどウチはふたり暮らしにしては
皿などが多すぎる。昔の4人家族の時と収納している量は減ってないと思う。

ウチの地域は衣類も皿(不燃物扱い)なども月に2回しか
ゴミ出し回収の日がないのだ。

そんなわけで仕事から帰ってきて風呂を沸かしてる間に
衣類整理をやっていたら妹から電話があってさ、
「今日、お母さんの入院してる病院から電話がかかてきて」
というので思わず身構えてしまいましたが、
とりあえず危篤云々の話ではなかったので良かったよ。

ただ、病院からの話というのは
緩和ケア病院へ転院するにあたって
希望先についての問い合わせだったので
決して手放しで喜べる話ではありません。
緩和ケア病院へ転院するということは
母の癌治療を断念するという意味するものです。
先週の木曜日に担当医にお会いした時には1、2週間様子見て
判断するという話だったんだけどな…

話を戻して。
病院側から自宅から近い緩和ケア病院として候補として挙げられたS病院。
ただ問題点がひとつあって現在、無料部屋の空きがないとのこと。
全室個室になっており、無料部屋他は1日5,500円とのことです。
それを聞いた母はS病院への転院決断を息子の自分に託したそうなんです。
・・・なんてこった。
あらためて他の緩和ケア病院を探すにしてもどうなるかわからないし、
わかってることは地元の病院ではなくなるということ。
地元のS病院へは自宅から自転車で15分程度という近さだ。
HPを確認したり、母の友達のSサン(地元の事情通なのだ)に
相談したところ、このS病院が一番良いだろうということになりました。
無料部屋へは空き次第移ることにはなりそうですが、
すでに順番待ちの方が1名いらっしゃるとのこと。

1日5,500円か。今の貯金残高では…これは赤字決定ですな。
順番待ちとはいえ、仮に1ヶ月入院してる体で計算するとそれだけで
今の私の給料の手取り分より入院費の方が高くなってしまいます。

妹からの金銭的な支援は期待できないのでそうなると
父がいくらか都合してくれるとありがたいのだけど…
昨日かけた電話では向こうからお金の心配をしてくれるような話は
でなかったので期待薄かもな。

1年前。せめて1年前の自分だったら十分な貯えがあったのに。
よりによってこのタイミングで底の見えない出費増の気配。
この状況、どうさばいていったらいいのか…また眠れない夜がくる。