職場で昼休憩に入ろうとした時、事務所に私あての連絡がありました。
昨日、母が転院したばかりのシャローム病院の担当医からでした。
今朝方から母の呼吸が荒く、今現在かなり危険な状態とのことでした。
私は職場の上長に早退の報告をして炎天下の中、急いで帰りました。
自宅から妹に電話すると妹も早退して病院に向かうという。

電話の後、急いでシャローム病院へ。
母の病室に入ると母の呼吸は荒いものの、意識ははっきりしてました。
その後、徐々に投薬した薬の効果がでてきたのか、
幾分呼吸が安定してきました。

担当医は1時間ほど席を外しており戻り次第、症状を説明するとのこと。
担当医を待ってる間に妹と彼氏、姪っ子と下の甥っ子が到着。
その後少し遅れて上の甥っ子も到着。
ウチのファミリーが全員そろってしまいました。
私は妹に電話した時にまだ危篤ではないので子供らは集めないでいいと
言ったんだけどね。今日は姪っ子がたまたま仕事が休みで甥っ子ふたりは
わざわざ早退して駆けつけてくれたとのこと。ありがたいね。

TVドラマではこういう場面でそのまま逝ってしまうのがお約束ですが
そうもいかないのが現実ですね。
なんとか危ない状況は過ぎ去っていきました。
担当医も戻り、いろいろ話あう中で
できればご家族の方が常に身近にいた方が
母のためにもよいということで、病院内の宿泊許可がおりました。

私も妹も明日まではお盆休暇前の最後の出勤日。
時給制の自分等にとって長い休暇月の8月の給料が
どんな悲惨になるかはよーくわかっている。
担当医は無理しないレベルでご協力いただければよいという話でしたが
今日の今夜では心配が大きいのも事実。
それでも最初は私が宿泊するつもりで話を進めようと思っていたのですが
意外にも下の甥っ子が明日は仕事のシフトが休みなのでこのまま病院に
泊まり込んでもいいよと言ってくれた。本当に助かりました。

そういえば自分も御祖母さんの病床時に
同じように泊まり込んだことがある。
御祖母さんの時は心臓のバイパス手術後の経過がよくなくて
そのまま緩和ケア病棟に移り、最後を迎えたんだよね。
その最後を看取ったのが自分だった。
御祖母さんと同居していた伯母さんは今の現状でいう自分と同じ立ち位置。
誰よりも病院に泊まり込んで御祖母さんの面倒をみていた伯母が
たまたま来た私と入れ替わりに一休みしに休憩室でコーヒーを飲んでる間に
御祖母さんは逝ってしまったのだ。
突然苦しみだした御祖母さんの様子をみてナースコールを押した私。
その後、押しよせる看護婦、担当医。
その隙間をぬって休憩室で休んでる伯母を呼びにいった記憶は今でも
トラウマレベルでよく覚えている。
願わくば甥っ子、姪っ子たちに
そんなトラウマを背負わせることのなければいいなと思うよ。

昼飯食べ損ねたな。お弁当注文してたのに。
夕方、葬儀屋に連絡をとり今後の段取りを相談しました。
明日は順調にいけば仕事帰りに社会福祉協議会に寄って
先日申請した緊急小口資金貸付の結果がでる運びとなっている。
そこで無事に5万貸していただければ葬儀代もなんとかなりそうだ。
夜、父に連絡し年金がでたら5万の送金よろしくと念押ししといた。
これで今月必要な出費はなんとかなるはずだ。

明日は自分が病院に宿泊することになりそうです。