アイドル現場や声優現場で使われる用語に「私信」というものがある。
例えばキャストが自分がプレゼントしたものを身につけて写真を撮る、
自分が好きだと主張してきた髪型にしてキャストが自撮りしたとか、
ライブ現場で自分があげた声をキャストが返事を返してきたりとか。

ま、そういったファンが大勢いる中で自分とキャスト間で通じる想いに
対して「私信」という用語を使ったりするのだが…
今回のブログはちょっと
「(こじらせ気味な)私信」な体で
記事を書いておきたいと
思いますw


先週の土曜日(3/20)、第3回河崎実展に行ってまいりました。
悩んだ末に展示会初日に行ったのは一応、永野希さんの直筆イラストを
購入するつもりになったから。
一応、なんていってるのは販売価格が前もって発表されてなかったので
予算の都合上、コチラも天上知らずに購入できるほど余裕がないからね(泣)

当日、地元は小雨もぱらつく肌寒い朝でしたが渋谷は晴れていて暖かでした。
家を出るのが少し遅れたのと、東急ハンズまでの道のりを間違えたのもあって
展覧会会場に着いたのが12時半。開場してから30分後だ。
当然というかなんというか…のんちゃんのイラスト色紙は完売してました。
後でSNSで知った事実ですが開場と共に完売してしまったようです。
ひとりのファンが買占めか?とも思ったんですがツィッターで見たかぎりでは
3人が1点ずつ購入してたようですね。
(ファン2人が1点ずつ、購入報告してるのは確認しました)

展示会場で売れてしまうとその場で持ち帰りという形式だったので
(展示会終了の後日発送という形ではなかった)、
展示されてたイラストを実際に目にすることが叶わず残念でしたが

それでも逆に売れずに残ってしまうことを考えるとね~欲しい方のもとへ
売れていったのは良かったなぁ~という安堵感の方が強かったです。

それに販売価格が自分の予想してた額よりも上だったので、
現物を目の前にして即決できたかどうかも怪しかった自分です。
(↑…この時は本当にそう思ってたんですよ・笑)
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渋谷の街中を無駄に歩き回ったツケで汗をひどくかいたので、
一旦展示会場を離れ、冷所にて汗が引くのを待っている間になんと!
破李拳竜さんの描いたアンドロイドのぞみイラスト色紙も売れてしまった。

とはいえ、自分の興味がどちらかというとイラストよりもROM派な人間。
なので
これもある意味仕方がないかな~という一種の諦め感もあったのです。
展示会では自分が持ってないDVDも数種あったのでそれらを買う予定
だったし、他にも会場限定グッズや岩下の新生姜とのコラボ商品、
隣の展示売場の昭和の懐かしい玩具も気になってた。

ところが、である。
会場の人の流れが落ちついたのを見計らってスタッフの方に
(河崎実監督の現場でよく見かける女性の方。
私はその方からのんちゃんのファンだと認知されているw
もしかしてこの方が監督の19歳年下という奥さんなのかしら?)

「のんちゃんの色紙、完売しちゃったんですねー!」と声をかけたところ、
「実は1枚だけ、まだ展示してなかった色紙があるのよ~」
という意外な答えが返ってきたのでした。

そういえばのんちゃん、前日のツィートで色紙3枚納入予定のところを
急遽4枚納入したとか言ってたな…
完売したというのんちゃん色紙があった棚には「永野希色紙A」「B」「C」
と書かれた販売プレートが3つ、残っておりました。
これはまさか…幻の「色紙D」なのか!?と私の鼓動は高まりました。

スタッフの方は河崎監督に了解をとってから、
その色紙をどこからか持って来てくださいました。
「よろしかったら(ご購入を)検討してみてくださいね~」と言った後、
くるりと背を向け、その色紙を販売展示コーナーへ持っていこうとするので
思わず「か、買います!その色紙ぃ!」と言ってしまったのでした(爆)
それだけに一瞬みたその色紙イラストに心奪われてしまったってコトです。
いやぁ~もう、運命すら感じましたね!
私信じゃないのか!?ってぐらいに。本当にもうwww
コーフン冷めやらぬ中、河崎実監督と色紙を持ってパチリ。
もちろん、私は最新の永野希Tシャツを装備です。
ノゾミストの正装ですね!(って、おいおい)
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実はこのイラスト色紙には
私のこころに響き、購入即断の決め手になったものがあります。
それはクローバー、四つ葉のクローバー🍀なのです。

普段はこんなC調子でブログを綴っている自分ですが
思えば一昨年あたりから運気が下がる一方でしてね。
特にこのところ、健康面の不調にはシンドイ思いで悩まされておる次第。
そんな時にこのイラスト色紙、
四隅をクローバーで覆われたのんちゃんのイラスト色紙との出会いですよ。

神仏を頼らず、をモットーに生きている私でありますが
こういった不意打ちの出会いについては
そこに意味を見出してしまいたくなるクセがあります。

この色紙をみた瞬間に自分の脳裏には
(この色紙を手元に置いて運気上昇をはかりたい!)といった思考から
(クローバーというモチーフは今の自分が欲しているアイテムかもー!)
(開場時間には間に合わなかった自分を待っていてくれた、とか。
なんてドラマティックな展開なんじゃ…)
(これはもう、のんちゃんが自分のために描いてくれた色紙なのでは!?)
(私信!そうよ、コレはもうのんちゃんから自分に宛てた私信なのだー!)
と怒涛の思込みがあったのでした。
いやもう、ヲタクの妄想を全開、垂れ流しでスミマセン~(汗)

まぁね~
こういった思いこみで健康になれれば儲けものということでお許し願いたい。

ライブや演劇、絵画や書籍など心に訴えかけ豊かにしてくれる芸術や文化、
それに「好き」といった感情には値段なんてつけられませんね。
価値観なんて人それぞれなのです。
他人から見たらプロの絵描きでもないイラストに
高額を支払って購入する私の行為を笑われるかもしれません。
が、購入した自分がシアワセを感じているのでこれで良いのです。
この出会いに感謝します。
ま、この色紙代で予算がトンだのでDVDはまた別の機会に買いたいと思いますw
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オマケの裏話。
色紙の裏側をみて思わずワロタ
のんちゃん、色紙の天地を逆にしてイラストを描いてしまった模様。
こういったのんちゃんのドジっ子っぷりさえも愛おしく思えてしまいます。
河崎監督とスタッフさんに
「こういったところものんちゃんっぽくてイイですねー!
ある意味、チャームポイントですよ」と私が言ったところ監督から
「(破李拳)竜なんて(天地逆に描くのなんて)しょっちゅうだゾ」
との返しがありましたw
破李拳竜さんのソレは…チャームポイント(萌え)ジャナイかな
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