4月は目に映るものすべては眩しい
乱反射の季節だな、と感じる。

春の日差しの下、てくてくと歩いていると
宮沢賢治の「春と修羅」の詩が脳裏によみがえってくる。
私は賢治の詩の中では「春と修羅」が一番好きだ。

美大生の頃の自分は己が内の激しい気性と
「春と修羅」を詠んだ賢治にどこか似たようなものを感じたものだ。
が、今の自分はというと
そんな賢治や毎年やってくる春という季節をただただ見送る、
いち傍観者になってしまったように感じているよ。
それが悲しいというのか寂しいというのか
自分でもよくわからないけれど。
わけもなく涙がでてくることはある。


今日も風が強い1日だったな。
洗濯物が風で飛ばされないようにしっかりと洗濯バサミで固定した。