今も色あせないピンクレディーの歌。
そのキャッチーさって何なんだろうね。
この『透明人間』なんかもビビットなサウンドと振付け。
そして作詞家:阿久悠さんの才能があふれた歌詞に今更ながら恐れ入ります。

歌詞の冒頭から
実は私、透明人間なんです、という独白形式ではじまり
世間を騒がすニュースの数々は自分が行っているという告白。
「透明人間 あらわる」といった新聞のスクープ文字のようなサビから
嘘をいっては困ります
あらわれないのが 透明人間です
といった返しというかツッコミが実にユニークです。

当時のピンクレディーは子供から大人まで
幅広い世代から支持された背景には
歌詞、サウンド、振付けとすべてにわかりやすさがあったと思います。