1983年
 
「漂流~スカイハリケーン~」
作詞:三浦晃嗣
作曲・歌:ケーシー・ランキン
 
 
「心はジプシー」
作詞:三浦晃嗣
作曲・歌:ケーシー・ランキン
 
 
ストーリー
西暦2062年、地球上は激戦のさなか。軌道エレベータのエネルギープラント破壊作戦に出動した桂木桂とオルソンは、未調整の時空振動弾を作動させてしまった。様々な時空が混乱し、無数の種族が共存する地球に吹き飛ばされた桂は、エマーン人のキャラバンに拾われ、自分が特異点と呼ばれる存在であることを知る。桂は空に浮かぶ大特異点と自分との関係を見つけるため、エマーン人の恋人・ミムジィ、愛機オーガスとともに旅を続ける。(東京ムービーによる作品紹介より)
 
概要
大ヒット作『超時空要塞マクロス』の後番組として製作された超時空シリーズ第二作。スタジオぬえアートランドに在籍の各スタッフが引き続き登板したが、マクロス製作の中心的人物であり、同作の劇場版の監督に就任した河森正治は本作には参加していない。制作はタツノコプロから東京ムービー新社に交代。マクロスの作画難に業を煮やしたテレビ局側の判断ともいわれ、全体的な作画レベルは改善されている。
放送当時はマクロスの近未来に関連する作品ともいわれたが、マクロスの後継作(マクロスシリーズ)登場後、その解釈は希薄になっている。この事に関してはこれまで公には否定も肯定もされないままだった。なお、オーガスの世界では2050年代末より統合軍分裂戦争が勃発する設定となっている。
その後、スタジオぬえが近年改訂した、マクロス歴史年表によれば、1995年、『未知の時空震によって、銀河系の時間軸が複数に分岐』とあり、本作品は『「ASS-1」こと「マクロス」が地球に落下して来なかった世界での、未来の出来事』と規定されることになった。このため、新中州重工他のマクロス世界の企業名や事象名が登場することについては、今後スタッフ公式にも一種の平行世界として説明されることとなる。
元々の企画がSFパロディーだったマクロスに比べ、スタジオぬえの本領である本格的なSFテイストの設定で、タイムトラベル平行世界軌道エレベータなどのSF要素が盛り込まれている。
 
マクロスの海外翻案版である『ROBOTECH』において、マクロスの後に『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』がリンクされているが、本作は含まれていない。これは、製作元の違いが主な理由である。そのため、海外では他の超時空シリーズの作品に比べて知名度が低い。
(ウィキペディアより)
 
昨年の12月頃からだったか、ネットで本作をUPしている方がいて久しぶりに見てしまいましたよ。
当時も視聴はしていましたがどうも主人公・桂の軟派ぶりがいただけなくて…中学生の頃の自分はカタブツでしたからね(苦笑)
あれから30年…意外にも桂のキャラクターをそれなりに受け入れる自分がおりましたwwwまぁ、中盤以降は時空混乱を起こした責任を感じて悩んだり、苛立ったりする描写もあったし。普段の軽薄なC調子の性格とのギャップがなかなか良かったかな。
 
ウィキペディアの中にオーガスの玩具・プラモの売り上げが不振で、後にスポンサーのタカトクトイスの倒産の一因となったってあるけど記憶ではプラモは結構良くできていたと思います。4段階変形はスゴイっす!
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歌もイイね!OP、ED共にアニソンの名曲としても広く知られてます。
作品を見るとわかりますが作品に沿った詩の内容となってると思います。
EDの「心はジプシー」は桂を拾った(笑)エマーン人、彼らの種族は優れた技術を持っており他国家との交易を行う為にキャラバンを組んで旅をする。そんな彼らと行動を共にするなかでの心境?って軟派の桂にしてはかっこ良すぎるわな~がはは。
 
ケーシー・ランキンはロックバンド「SHOGUN」のメンバーでもあるんですね。
2008年のスパロボ感謝祭に参加されていたので(私は行ってないが情報は知っていた)、近いうちにスパロボライブでナマ歌が聞けるかなぁと期待していたんですが…翌2009年にお亡くなりになってしまったんです。本当に残念です。
 
最後にオーガスと言えば魅力的な女性キャラも多数登場してましたね。
中でもモームの存在は語っておきたいゾ。以下ウィキペディアより~
 
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モーム
 
声の出演 - 室井深雪(現・ 深雪さなえ
人工生命による戦闘国家「ムー」製の人造人間。アンテナなどのロボット的記号を一切持たない人間の少女そのもののデザインは、当時としては新鮮だった。人間の同年齢の少女と比較するとバストが大きめで、胸元にメンテナンスハッチがある。
アトランタ人の店で桂に「私を買ってください」と声をかけ、人身売買と間違えた桂木桂が店主に掴み掛かる一幕もあったが、結局、桂がミムジィにおねだりする形で購入され、ファクトリーの一員となる(ミムジィ曰く「腕に抜け癖がある」として値切られていた)。このために、購入者である桂を「ご主人様」や「桂(けい)様」と呼ぶ。
放送中はメインヒロインのミムジィよりも人気が高く、放送後初期に発売されたオリジナル編集版ビデオソフトは「モームの夢」というタイトルとなっていた。本来の用途は看護婦だが、掃除洗濯などの家事全般や機械修理、果てはデバイスによる戦闘すらこなす。まだ配線の接続が完了して無かった状態で初出撃したオーガスに取り付いて修理したり、機能停止していた大尉を再起動させたりした。
 
バッテリーが充電及び交換が出来ないタイプのため、寿命(稼働時間)が限られていた。軌道エレベータでの決戦の際、ムーのロボットから妊娠中のミムジィを守るために、破損したディモーラのビームガンへ自分の残り少ないバッテリーを接続して使用。最後は桂の腕の中で機能を停止した後、軌道エレベータ頂上の宇宙空間へ葬られた。
 
///モームの最後には放映当時も涙したが、先日も。。
モーム推しのOPMADをラストに☆「漂流~スカイハリケーン~」full size