童話「そよそよ族伝説」3部作
1.うつぼ舟
2・あまんじゃく
3.浮島の都
別役実 作/鈴木康司 絵

この童話は自分が20歳の頃に図書館から借りてハマッた作品なんですよ~
この後、自分は児童書関連の専門学校に行ったんだけど、本作を知ってる方が1コ上の先輩、ひとりしか知らなくって…orz。まぁ、その先輩(仙人の愛称で呼んでたw )とは学生時代は仲良くしていただいて作品語りや将来の夢などよく語り明かしたもんです。仲間内では一番、結婚とは縁がなさそうな先輩でしたが卒業して2,3年後にさっさと結婚しちゃって。それから連絡途絶え~,まったく、男の友情も結婚後はダメだね(苦笑)
そうそう、童話の方ね。別役実さんって童話作家というより本業は戯曲作家なのかな。かなり独特な世界観の持ち主で読者の好みも判れるよ、コレ。別役さんは宮沢賢治好きが高じてアニメ映画の「銀河鉄道の夜」で脚本担当もされてます。
10年くらい前にふと、この童話を読みたくなって図書館に行ったんだけど無くなっていたんだよね。備え付けのパソコンで検索してもなかったので書店で注文しようと思ったら絶版に。
数年前に復刊したとウワサに聞いていて昨年末に青山の児童書専門店で探してみるも品切れに。
やっとこの度、ネットオークションで3巻セットで手に入れることができたよ~
実に23,4年ぶりのご対面だよ~ヨヨヨ。
しかも1982~1985年の初版本だ。
途中で消費税が導入されたんだね~カバーの値段が印刷されている上に税をプラスした値段のシールが貼られている。まだバーコード印刷はない。
1冊あたり本体価格1,000円プラス税30円。
ネットで検索したら復刊した本1冊あたり2,592円(税込)もするんだよ。
3冊で7,776円(税込)だよー、そんな贅沢は今の自分にはできないっす。
オークションで3冊セットで2,000円プラス送料だったから大勝利だね、自分!
最近の読書タイムはもっぱらイベントで都内にでかける電車移動の時間なのだ。
うーーーん、今度のお出かけが楽しみだぁ。
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