カラオケ店でカラオケしている姿を
ネット上にアップロードすることが違法だという判決がでましたね。
これによりYoutubeやニコニコ動画の「歌ってみた動画」、
リアルタイムで動画を配信する、SHOWROOMでのカラオケ配信も
(よく、アイドルの方々が使ってる手法)
完全に禁止ということになったワケで…
記事を読んだ限りでは
「カラオケ機器メーカーの第一興商が削除を求める訴訟を起こし…」
とあるので音楽著作権のJASRACとは関係がない模様。
なので、今回の件でいえばカラオケルームじゃなくって
自宅なり公園とかで
自前のプレイヤーから音楽を流して歌う分には問題なさそう?
ただ、JASRACも
取り締まる対象が今ひとつよくわからないところがあるんだよね~
今年の春、永野のりこ先生の企画展を見に行った。
催しもののひとつに
歌手で娘の永野希さんとウクレレが趣味のお父さんによる、
ちょっとしたウクレレライブみたいなのをやったのよね。
ギャラリーのスタッフさんにOKをもらってその様子を撮影させていただきました。
ライブ終了後にあらためてスタッフさんから観覧された皆さんに
「撮影された写真、動画はネット等のSNSにあげてもらっても構わないのですが
念のため、動画は(歌を)フルであげない方が良いみたいです。最近はJASRACさんもキビシイので」(意訳)
といった諸注意(あくまでも推奨という感じで)がありました。
その時に自分としては
(カラオケライブでもなく、ウクレレの弾き語りなのに随分と厳しいなぁ。
ましてや、お金をとっての催しものでもないのに・・・)
という違和感というか居心地の悪さを感じました。
ココ、拡大解釈すると
誕生日等のホームパーティー、合唱コンクールなど、歌ってる場面を撮影し、
その動画をネットにあげること、そのすべてが違法ということになるんじゃないか。
最近、急速にネット社会が成長するにつれ
どこまでが合法なのか?違法なのか?
その線引きがムズカシイ場面が増えてきたように思います。
SNS界隈なんかみてますと特に、
日本(人)は神経質になりすぎてる気もしてますが・・・
日本の常識は必ずしも世界の常識ではありませんよ~って言いたくなります。
正論をふりかざすばかりが正しい行為ではない気がしてます。