ネガティブキャンペーンってあるじゃん。
わざわざ自社の悪口など言ってみて視聴者に興味をひくっていう手法。
私が川越のスカラ座という映画館を知ったのも
ツィッターのRTで
「全然お客さんがきませーん(泣)」
といったつぶやきをみたのがきっかけでしたw

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こちらの建物、明治38年(1905年)に寄席としてスタートしたそうで
埼玉県最古の映画館だそうです。
レトロ好きな自分としては1度は行ってみたいなぁ~と思いつつ
最近はあまり下車しない川越。
上映プログラムを検討しながらいつ行こうかな~と思ってたら
1度スクリーンで観たかった懐かしい映画がきました。

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『銀河鉄道の夜』
ネコの擬人化でお馴染みのますむらひろし氏で話題になったやつです。
当時は自分は高校生or大学生だったかな。
映画館で観た記憶が薄いのでたぶんレンタルビデオから入ったクチです。
その後もダビングしたものを何度も見返しており、
今でも年に1回くらい観てるかな。
音楽も幻想的で好き。元YMOの細野晴臣氏の音楽です。
コレのサントラCDも持っていて、入手したのは専門学校時代。
何故鮮明に覚えているかというと、いっこ上の先輩で音楽に造詣が深い方がいらして(今だから言えるけど作曲のゴーストライターのようなバイトをされてたw)、
その方もこのサントラが好きという話で盛り上がり、その方経緯から入手したシロモノなのですわ。

話を戻して川越スカラ座。

ひと作品入替え制になっていて本当は同日に上映していた『太陽の王子 ホルスの大冒険』も観たかったんですが、この後の予定があったので泣く泣く諦めました。台風の影響でかなりの雨足でしたがお客さんもそこそこ、半分くらい客席が埋まってました。
それにしても何故お客が少ないか、原因がわかりましたぞ。
ひと言でいって最寄の駅からのアクセスが悪い(苦笑)
東武東上線「川越」駅から徒歩25分。
同線「川越市」駅だと徒歩19分ですが、コチラからだとかなり道が入り組んでいるので「川越」駅からのほぼ真っ直ぐなルートをオススメしますね。
いやぁ~この日もドシャ降りだったので映画館に着いた時には
ズボンの裾がかなり濡れてしまいましたよ。
ちなみに館内はこんな感じ。

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前から2列目の席には何故か横長の机が目の前に置いてありました。
飲み物や食べ物を置けるスペースになっているようで、私が入館した時には
2列目はお客さんで埋まってました。人気席のようですw
一番後ろにはひざ掛け用の毛布とか、ウチワなども置いてあった。
暑さ寒さは個人で調整してくださいね~というサービスでしょうか。
個人的にはかなり好きな雰囲気の映画館でした。
レトロ映画のポスターを500円で販売してたり、中古のビデオ(VHS)のセルフ販売(購入したらお金を貯金箱に投入する無人販売方式www)もありました。

また上映プログラムによっては行ってみようと思っております。

映画の後は飯能市へ移動。少し時間があったので川越の街、いわゆる観光化された通りを見てまわったのですが、何分雨足がひどくって店内に立ち寄れるレベルでなかった。こちらもリベンジを兼ねてもう1度行ってみたいと思ってます。

つづく。