子供の頃、好きなおにぎりの具財といえばおかかだったな。
思い返せば自分がまだ幼稚園に通っていた頃の定番といえば
梅干し、おかか、こんぶ、鮭・・・ぐらいだった気がする。
その後、小学校の中学年頃になって遠足や運動会とかで
おにぎりの具財としてハンバーグや唐揚げが登場したと思う。
友達が自慢そうにおにぎりを見せてきた思い出があるのだ(苦笑)

ツナマヨ(シーチキン)が出てきたのは80年代後半、
コンビニエンスストアが日本中に広がったあたりだからで
ウチの地元感覚では自分が高校在籍時代(卒業間近ぐらい)になるかな。
昼飯をコンビニで購入した記憶がないからね。
昼飯の選択は弁当持参か学食、
購買所で販売していた総菜パンだったはず。

コンビニのおにぎりが成功したエピソードのひとつに
あの独特なパッケージによりごはんの部分と海苔が分かれ、
食す時まで海苔がパリパリな状態で保つことができたってのがある。
裏を返せば、それ以前のおにぎりの思い出といえば
海苔がしっとりとご飯にくっついた状態のおにぎりなんだよなぁ。
おにぎりの海苔の状態をめぐっては
しっとり派とパリパリ派といろいろあるだろうけど
個人的にはどちらも味わいがあって好きだったりしますね。

近年のおにぎり事情も具財もいろいろ増えて
わけわからないぐらいになった。
それこそお米や具財にこだわった高級おにぎりなんてのも出てきてる。
自分は安月給の身なので高級おにぎりはまず買わんけど
定着しているところをみるとある程度はお値段に比例した
納得感が得られているものだと認識しております。

また街中や駅中なんかにも「おにぎり屋」なんてのを
目にする機会が増えてきている印象がありますね。
案外、おにぎりって昔から日本で食されている食べ物だけれど
今現在が一番注目を浴びている食カルチャーなのではないかと思ったり。。。

最後に個人的なおにぎりの思い出として思いだすのは
20歳の時に食べた青森県のスーパーで買った爆弾おにぎり。
成人男性の握りこぶし2つほどの大きさでたったの100円だった。
当時、自転車の安旅行をしていた身にとっては
たいへん有難みのあるフードでしたな。2個でお腹いっぱいだったわ。
それと専門学校時代に何回か通った渋谷の居酒屋。
そこで提供されてたドデカ焼きおにぎり。500円ぐらいだったかな。
種類は味噌と醤油の2種類あって大きさは大人の顔ぐらいあった。
男性3人がかりでもドデカおにぎり2つは食べきれなかった思い出。