昨夜は辻仁成さんの引退コンサートを観に有楽町へ行ってまいりました。
会場はヒューリックホール東京で私にとってはお初の会場。
JR有楽町駅からすぐ近くでビルの11階!?でした。
チケットを購入したのがかなり遅かったので私の指定席はCC列でした。
チケ購入時には(ありゃ~?これは2階席かな??)とも思ったんですが
こちらの会場には2階席は無く、1階席A列~Z列、
その後にAA列~といった並びでしたね。
お席はかなり後方でしたが客席会場がゆるやかな坂になっていたので
ステージはとても観やすかったし、音響も最高でした。
さすがは有楽町、銀座のコンサートホールだと思いましたわ。
開場待ちの待機列に並びながら周囲の客層を観察。
ま、思った通り同年代が多い感じでしたが中には家族連れだったり、
ヤングなレディーたち(死語ですがw)も居ましたね。
男女比率は半々ぐらい?体感としては女性の方が多かった印象ですかね。
実際、私の席の両サイド、前後のお席は女性ばかりでした。
まさかのハーレム席ってこと!?(←いやいやいや・苦笑)
コンサートは「引退」と謳ってるものの、
終始なごやかな感じで進行してましたね。
辻さんも冗談を言いながらも
今日というステージを楽しんでおられる様子が伝わってきましたし、
ファンの間からも(これで見納めなんだ、ツライ!)といった
悲壮感めいたものもなかったですね。
辻さんは現在64歳。
ロックバンドECHOESのボーカリストとしてデビューしたのが1985年。
1989年に『ピアニッシモ』ですばる文学賞を受賞し作家デビュー。
1991年にECHOES解散。
音楽は辻仁成ソロとして活動しつつ、作家としても本格的に活動を始める。
1997年『海峡の光』にて芥川賞を受賞。
2003年 渡仏し、フランスに拠点を移してから約20年、現在に至る。
ワタクシとしては今回が初めてナマで辻さんの歌声を聴く機会だったので
自分が高校生だった頃の事を思いだしたり、
今現在の辻さんが奏でる音楽に不思議な心地よさを感じつつも
改変というレベルぐらいに強アレンジされたECHOES時代の楽曲に
戸惑いもありましたね。
この改変論争について思いだされるのは
2011年東日本大震災をきっかけに起きた再結成ライブのことです。
私自身はそのライブには行ってないけれど
(こんなん、ECHOESの曲じゃない!)といったファンらの批判、
その反響が大きくてね~逆にその評判があったからこそ、
私の目に留まってその再結成ライブのことを知ったんですけどね。
ライブではよくライブバージョンを称して
楽曲のアレンジを変えて演奏をお届けすることはあります。
ちょっと乱暴な言い方になりますが、
お客さんの中には原曲至上主義みたいな方が一定数いるので
そういう方はライブ鑑賞するのには向いてないと思ってます。
とは言ったものの、確かに辻さんの強アレンジは凄すぎましたね。
原曲の姿がほとんど見られないほどに。
確かにアレでは青春時代をECHOESの楽曲と共にしたファンらの言い分も
ワカル…が、楽曲は誰のものかと考えた時に私はそれはアーティスト、
その方のものだと思ってます。なので受け入れるしかないのです(苦笑)
それにしても…ん~この言語化しづらい印象はなんなんだろうか…
辻さんの今現在の音楽を聴きながらモヤモヤしてたのも事実です。
なんていうか~音楽の方向性というか、
ジャンルの仕分けが難しいっていうの?
時にシャンソンめいてたり、ボサノバ感あったり、
フュージョン系?はたまたジャムセッションのような…ね。
型にとらわれない自由な音楽ってのがそこにはありましたね。
考えてみれば自分もいろんな音楽を聴いてる方だと思ってましたが
洋楽方面での開拓は20代以降、めっきりと閉ざしてきてしまった気がします。
日本の商業主義音楽にはある種のパターンってのがあって
それを分かってるとノリやすいんですが、
逆にいうと型にはまった音楽ばかりを聴いてばかりいたのではないか?と
自問しちゃいますね。
ロックっぽい音楽をやってるからロックなんじゃない。
64歳になる辻さんの自由な音楽性にコイツはロックだな!って感じたし、
辻さんは今も昔もカッコイイな!って改めて思いましたね。
辻さんがMCで会場に集まったお客さんに訊ねておられたけれど
ECHOES時代から知ってるというお客さんは半分ぐらいっでしたね。
残りはソロデビューしてからのファンか、
作家・辻仁成としてのファンか、
はたまたフランスからお届けしているブログやXなどSNSで知った方なのか?
ブログでは辻さんのフランスでの暮らしぶりや手料理の様子が見られます。
評判も良く、確か料理本も数冊出してたはず。
今年の春には絵の個展も行ったそうです。
マルチに活躍されるその多才っぷりはますます磨きがかかってるようでした。
今回の「引退」コンサートが今後、
どのようなカタチになっていくのかは不明ですが
創作活動への熱意を失っていない辻さんとは
またどこかで会えるんじゃないかと、そう信じておりますよ。
会場はヒューリックホール東京で私にとってはお初の会場。
JR有楽町駅からすぐ近くでビルの11階!?でした。
チケットを購入したのがかなり遅かったので私の指定席はCC列でした。
チケ購入時には(ありゃ~?これは2階席かな??)とも思ったんですが
こちらの会場には2階席は無く、1階席A列~Z列、
その後にAA列~といった並びでしたね。
お席はかなり後方でしたが客席会場がゆるやかな坂になっていたので
ステージはとても観やすかったし、音響も最高でした。
さすがは有楽町、銀座のコンサートホールだと思いましたわ。
開場待ちの待機列に並びながら周囲の客層を観察。
ま、思った通り同年代が多い感じでしたが中には家族連れだったり、
ヤングなレディーたち(死語ですがw)も居ましたね。
男女比率は半々ぐらい?体感としては女性の方が多かった印象ですかね。
実際、私の席の両サイド、前後のお席は女性ばかりでした。
まさかのハーレム席ってこと!?(←いやいやいや・苦笑)
コンサートは「引退」と謳ってるものの、
終始なごやかな感じで進行してましたね。
辻さんも冗談を言いながらも
今日というステージを楽しんでおられる様子が伝わってきましたし、
ファンの間からも(これで見納めなんだ、ツライ!)といった
悲壮感めいたものもなかったですね。
辻さんは現在64歳。
ロックバンドECHOESのボーカリストとしてデビューしたのが1985年。
1989年に『ピアニッシモ』ですばる文学賞を受賞し作家デビュー。
1991年にECHOES解散。
音楽は辻仁成ソロとして活動しつつ、作家としても本格的に活動を始める。
1997年『海峡の光』にて芥川賞を受賞。
2003年 渡仏し、フランスに拠点を移してから約20年、現在に至る。
ワタクシとしては今回が初めてナマで辻さんの歌声を聴く機会だったので
自分が高校生だった頃の事を思いだしたり、
今現在の辻さんが奏でる音楽に不思議な心地よさを感じつつも
改変というレベルぐらいに強アレンジされたECHOES時代の楽曲に
戸惑いもありましたね。
この改変論争について思いだされるのは
2011年東日本大震災をきっかけに起きた再結成ライブのことです。
私自身はそのライブには行ってないけれど
(こんなん、ECHOESの曲じゃない!)といったファンらの批判、
その反響が大きくてね~逆にその評判があったからこそ、
私の目に留まってその再結成ライブのことを知ったんですけどね。
ライブではよくライブバージョンを称して
楽曲のアレンジを変えて演奏をお届けすることはあります。
ちょっと乱暴な言い方になりますが、
お客さんの中には原曲至上主義みたいな方が一定数いるので
そういう方はライブ鑑賞するのには向いてないと思ってます。
とは言ったものの、確かに辻さんの強アレンジは凄すぎましたね。
原曲の姿がほとんど見られないほどに。
確かにアレでは青春時代をECHOESの楽曲と共にしたファンらの言い分も
ワカル…が、楽曲は誰のものかと考えた時に私はそれはアーティスト、
その方のものだと思ってます。なので受け入れるしかないのです(苦笑)
それにしても…ん~この言語化しづらい印象はなんなんだろうか…
辻さんの今現在の音楽を聴きながらモヤモヤしてたのも事実です。
なんていうか~音楽の方向性というか、
ジャンルの仕分けが難しいっていうの?
時にシャンソンめいてたり、ボサノバ感あったり、
フュージョン系?はたまたジャムセッションのような…ね。
型にとらわれない自由な音楽ってのがそこにはありましたね。
考えてみれば自分もいろんな音楽を聴いてる方だと思ってましたが
洋楽方面での開拓は20代以降、めっきりと閉ざしてきてしまった気がします。
日本の商業主義音楽にはある種のパターンってのがあって
それを分かってるとノリやすいんですが、
逆にいうと型にはまった音楽ばかりを聴いてばかりいたのではないか?と
自問しちゃいますね。
ロックっぽい音楽をやってるからロックなんじゃない。
64歳になる辻さんの自由な音楽性にコイツはロックだな!って感じたし、
辻さんは今も昔もカッコイイな!って改めて思いましたね。
辻さんがMCで会場に集まったお客さんに訊ねておられたけれど
ECHOES時代から知ってるというお客さんは半分ぐらいっでしたね。
残りはソロデビューしてからのファンか、
作家・辻仁成としてのファンか、
はたまたフランスからお届けしているブログやXなどSNSで知った方なのか?
ブログでは辻さんのフランスでの暮らしぶりや手料理の様子が見られます。
評判も良く、確か料理本も数冊出してたはず。
今年の春には絵の個展も行ったそうです。
マルチに活躍されるその多才っぷりはますます磨きがかかってるようでした。
今回の「引退」コンサートが今後、
どのようなカタチになっていくのかは不明ですが
創作活動への熱意を失っていない辻さんとは
またどこかで会えるんじゃないかと、そう信じておりますよ。
コメント