今日のブログ、少しヘビーな内容になっております。
もしかしたら読んでいて気持ちがへこむ方もいらっしゃるかもです。
閲覧注意でよろしくお願いします。

















今日は母の担当医からお話があるというので
妹と一緒に母の入院している病院へ行ってきました。
が、病院に向かう車中の中で妹から
「お母さん、今日退院してくるって言ってたけど
電話の声が弱弱しかったので心配だよ、ホントに大丈夫なの?」
と言われ、ビックリだよ。
なんせ、私自身が今日の退院って話を聞かされていなかったのだから。

いや、正確には木曜日の夜、母からの留守電で
「退院が決まった」というメッセージはあったが
「いつ」とは言ってなかった。
先の日曜日の時点では今週の金曜日に胃カメラ検査をして
その結果次第で医師と相談する話だったはず。

しかも妹の話では昨日の昼、病院から電話があり、今日の16時に私の家に
業者がきて酸素ボンベを設置していくという話をされたそうな。
※私は昨日の昼間は仕事で家をあけており、スマホもないので
緊急時には妹へ連絡がいくようになっている。

妹は妹で母から私に話がいってるもんだと思っていて
昨日は連絡をよこさなかったのよね。
だから、車中で退院と酸素ボンベの話をされ困惑気味なワタシ。

病院に着くと母の病室に通され、母と面会。
母は病院内にいる間、ずっと車椅子に乗っていたよ。
意識はしっかりしているものの、少しろれつがまわらない傾向あり。
正直、この状態での退院に不安は募るばかりでした。
歩行のリハビリもしてるので自宅では車椅子の必要はないとのことだけど
つかみ立ちや肩を貸さないと段差の登りがきつかったりするようだ。


そして母の担当医の話。
手術は概ね成功したものの、手術後の経過、体力の回復が思わしくなく
これまで退院が予定より2か月近く延びてしまった。

特に肺の機能が大幅に低下しており、当面は呼吸の補助として
濃縮酸素の供給が必要だということ。
今後、喫煙は止めるようにとのお言葉あり。

最も新しいCT検査において肺に白い影が映っていることが判明。
もしかしたら癌の転移かもしれない。
今後、病院としては抗がん剤治療、
あるいはオプジーボ治療を行っていくつもりであるが
先ずは母が治療に耐えうるだけの体力が回復することを優先にする。

今回の退院は母の強い意向もあり認めることにした。

この後、栄養士との面談を終えてから退院する運びとなり、
母は一旦、看護師に付き添われ病室に戻ったのですが
その間に担当医から万が一の場合の話、
いわゆる余命宣告をさらりと告げられました。

このまま治療を続けなかった場合(続けられなかった場合)
癌の進行ペースから考えて…ひと月、ふた月だと。。。

担当医が先の母の退院したいという意思を認めた背景には
そういった事情があったのです。

ま、こんなことをブログに公表しちゃってますが余命宣告って
かならずしもそうなるわけでもないのでね。
先の事は誰にもわからない。
今は私自身の心を落ちつけて、なるだけ母の意向に沿うように
自宅療養を支えていきたいと思っております。

病院から帰宅し、息つく間もなく業者さんが到着。
母のベッドの横に濃縮酸素製造機を設置。
外出時には携帯用の酸素ボンベ。
同居している自分がしっかりせねばと業者さんの説明を一生懸命に
聞きましたよ。

もう、次から次へと本日の展開が激しすぎて…疲れたよ。
母は2、3日、家でゆっくり休めば大丈夫。
介護の心配はいらないと言うけれど…
マジで介護生活が必須になった場合、
今後の生活がどうなっていくのだろうか。